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県民のことば

「ひょうご安全の日 1.17のつどい」県民のことば(平成19年度)

阪神・淡路大震災から今日で13年が経ちました。
月日が流れるのは早く、当時はまだ幼かった私たちももう成人になりました。
震災から年月が過ぎた今でも、大切な人や街などを一瞬にして失ったあの当時のことは辛く悲しい思い出ですが、同時に人々の助け合い、思いやりなど、震災を通じて多くの方々から大切なものを得ました。

震災当時、私たちは小学校の1年生でした。
突然の激しい揺れと音で目が覚め、家が傾き玄関から出ることができず、両親に連れられて窓から逃れましたが、その後も余震が続き、避難した車の中でとても不安な思いをしたことは、今でも覚えています。
住み慣れた自宅は壊れ、その後の仮設住宅での生活は不便で、とても苦労しました。
その様な状況でしたが、苦しいときにこそ、お互いに協力し支え合って困難を乗り越えていくことの大切さを学びました。

その後、学校の授業で、震災について学び、震災がいかに悲惨な出来事であったことや、震災直後や復興の際に、国内外からの多くの人々の助けがあったことを、改めて認識しました。
震災を経験した私たちだからこそ、自然災害の恐さ、備えの大切さがわかります。また、経験がなくても、その恐さを知ることが、将来の災害への備えにつながると思います。

これからの時代を担っていく私たちが出来ることがあります。
阪神・淡路大震災以降、国内外で大きな災害が続いています。これらの災害や将来の災害においても被災者の方々を、少しでも助け励ましていきたい。
また、幼いながらも震災を経験し、教訓を学んだ私たちが、次世代の人々や、国内外の一人でも多くの人々にこれらの大切さを伝えていきたい。
このことが、震災を経験した私たちの責務だと思います。

私たち一人ひとりが、震災をいつまでも忘れることなく、助け合って災害に強い社会を築くことが大切です。
ひょうご安全の日に、これからの安全で安心な社会づくりに貢献していくことを誓い、兵庫県民を代表し、今回成人を迎えた私たちからのメッセージとさせていただきます。

平成20年1月17日

藤田 和樹
坂田 萌

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